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消えない虹

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2日目

デザイン案が通ったら型紙作り。
その後、ガラスカット。



他のデザイン系の科目では、このデザイン案にオッケーを貰うのに一苦労するのが常。
目標とするところが違うっぽいから、厳しくするところも違うのかもしれない。
デザイン系はデザインそのもの(訴求力)が命だもんね。

技術的に大丈夫なら、デザインはその人の個性だから、あれこれ口を出さないのだとか。

下絵には、ピース毎にに番号を振る。
最後の数字には、このピース番号で全部ですって目立つようにマーク。

型紙は、下絵と型紙用の紙の間にカーボン紙を挟んで、細いボールペンで下絵をトレース。
こんなデカいカーボン紙を見るの初めてです。

トレースが終わったら(番号もちゃんととレース)、型紙を各パーツに切り分けます。
専用の三枚刃のハサミを使います。
(コレの応用で、刃を複数にして、家庭用シュレッダーとして売り出しているとか?!)
使ったのは2mm用だったかな?
1枚刃が上側で、線の真上に、その刃を合わせて切ると、真ん中に線の入った細長~い紙きれが生まれます。
いやほんとに生まれる感じ(笑)
1枚の紙を切ると、3枚の紙に分裂するというか。

しかしこのハサミが使い難いのなんの☆
戻す時が異常に硬い。
親指が痛くなりました…
35ピースそこそこを切るだけでこんなって、本職さんは大変だ。
(何百何千というピースを切らなきゃならない本職さんは、腱鞘炎になるそうです)

ピースを作ったらガラス選び。
与えられたガラスの中から選んだり、去年に受講した人が残していったのを貰ったり、先生方が工房から持ってきて下さったのを選んだり。

もっとゆっくり選べれば良かったなー(^^ゞ
(この後、ガラスカットした後に、気に入らなくて別な色のを再度カットした☆)

割り当てられたガラスの色数が少なくて、配置を考えるのに手間取りました。

さて、ガラスカットです。
型紙を裏向きに、ガラスの裏側に当てて、銀色のマーカーで型紙の形をガラスに書き込みます。
太さは1mm以上くらいあるかな。
その線の内側が型紙のサイズで、それに沿ってカット。

カットするのに、専用のオイルカッターを用います。
ヘッド部に、硬い金属が嵌まってて、クルクル回転します。
昔はダイヤモンドが嵌まってたそうです。
その金属部分にオイルをつけて、前方へ押すようにして切って、ガラスの表面に浅く傷をつける感じ。

プライヤー(直線用と曲線用がある)で挟んで、パキンと折る。
うん、”切る”と言うよりは”折る”、です。

35ピースとは言え、カットするのはかなり大変。

直線を真っ直ぐ切れません!
(定規を当てて切ったりしないからね☆)

曲線も、緩やかだったり半月だったり円だったり。
内向きの弧と、外円の弧では切り方が違います。
切る順番もあります。

ガラスは脆い。
by edamame_y | 2007-08-21 13:01 | 絵画研究I
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