組み続き。
半田付け。
パテ詰め。
朝から組み作業。
終わって、チェックしてオッケー貰って、次。
生まれて初めての半田付け!
金属(錫と鉛の合金?)を溶かしてくっつけるんですよ。
熱そう~~
半田の溶ける温度は100℃だそうです。
半田ごてはそれ以上に熱くなります(何℃なのかは知りません…)
熱くなり過ぎてしまったら、鉛線が解けてしまう温度にもなるそうです。
それでは駄目なので、半田ごての台座に置いてある、濡らしたスポンジにこてを当てて冷まします。
組みで直しても、まだ微妙に空いてる俺の鉛線の接する部分…
接するのは、他にも理由があるのかもしれないけれど、半田付けが非常に楽になります…
半田をつける時には、松脂を刷毛で塗っておきます。
これをやんないと半田が付かないのだそうです。
そしてこの松脂が燃える時に出る煙は有毒なので、マスク着用。
(地上だったら換気もちゃんと)
隙間が空いてると当然ながら溶けた半田は下に落ちていきます。
下絵の紙に当たっても火事になることはなさげですが(実際、当たってたし☆)。
半田はバラバラの鉛線と鉛線を繋げる役目ですので、そもそもが隙間があっては駄目なんですよね。
鉛線の両端に、少しずつ半田を置いてって、橋渡しをしてあげます。
半田って直ぐ固まるんですね。
時間を置いて、ちょっとずつ重ねていくと、無事に繋がりました。
半田と作品に落とした半田がくっ付いて、変な棒が立ちそうにもなったけど(笑)
裏面も半田付けします。
作品の飾り場所によって、何処かに吊るすなら、鎖を通す為の輪を上部に付けます。
半田で、同じように。
但し、縁の周囲にぐるりと付けるとか装飾っぽくするのはNGです。
しかしまた問題が。
半田が、何だかこんもりしちゃって、そのこんもり部分の所為で高さが違うから作品を寝せてるとガタガタしちゃうし。
他の人からは、後で木槌で叩いとけば大丈夫だよ、とも言われましたが。
近くに来た先生の1人をとっ捕まえて、見て貰ったら、有無を言わさず直されました(笑)
全部直しちゃうとアレなので、部分的に。
えー。
全部でもちっとも構わないのにー。
こんもりしちゃうのは、こての温度が低いからだそうです。
ちゃんと温度を上げると、半田は粘り気が減って、液体のようになります。
そしたら伸ばすのも簡単。
……先生、口ではそう言いますけどね。
難しいですよーう。
こてと半田の持ち方すらちゃんと解ってないですし☆
でもでも!
全工程の中で、この半田付けが一番楽しかったです。
先生には「それはおかしい」って言われましたが。
ガラス選びもカットも組みも楽しかったですよ?
この後の、パテ詰めと磨きも楽しかったです。
キライなのは型紙切り。
(それも「おかしい」と言われた……)
ここを先生が読んだら、私が誰だかバレそうだ(笑)
次、パテ詰め。
鉛線とパーツには隙間があります。
軽く揺するとガタガタします。
(私はキツキツに組んだので、あんまりガタつかなかった…)
固定をする為に、表面だけ、鉛線とガラスの隙間にパテを詰めます。
指の先でぐいぐいと。
パテは動物の脂だったかな。
変わった匂いがします…
3分の1ほどやったところでタイムアップ。帰宅。